Edogawa Conan Shissou Jiken: Shijou Saiaku no Futsukakan EP1 江戸川コナン失踪事件 ~史上最悪の二日間~
Premiered: 2014-12-26
Duration: 01:32:07
Synopsis:
阿笠博士の家のお風呂が壊れてしまったので、毛利蘭と灰原哀と一緒に銭湯へやって来た江戸川コナン。ところが、足を滑らし派手に転倒。そのまま気絶してしまう。そんなコナンを病院に連れて行くと言って車に乗せる怪しい2人の男がいた。ひとりは、人相の悪い入れ墨の男・タツ。裏の世界では『アドリブのタツ』として有名だ。もうひとりは名乗りこそしなかったものの、伝説の殺し屋・コンドウだった! 実は、2人は極秘裏に銭湯で任務を遂行していたが、怪しむコナンに感付かれたと思って連れ去ったのだ。と、コナンが目を覚ますも、なんと頭を打ったショックで記憶喪失になっているようだ。
一方、毛利探偵事務所には浮気調査の依頼人が来ていた。名前は香苗。美人に弱い毛利小五郎は香苗と共に元便利屋だったという夫の仕事場へと向かった。そこで夫の写真を見せてもらうが、その写真に写っているのはコンドウの姿だった……。
記憶を無くしたコナン、世間を騒がす爆弾テロ騒ぎ、そして売れない貧乏役者桜井が再び巻き込まれる! 最後まで油断できない事件の結末は、一体どこへ着地するのか!?
漫画『名探偵コナン』連載20周年記念TVアニメ2時間スペシャル企画。前週の同年12月19日放送の劇場版第12作『名探偵コナン 戦慄の楽譜』と合わせて、「名探偵コナンまつり」として放送された。
脚本は映画『鍵泥棒のメソッド』で監督・脚本を担当した内田けんじで、1926年に起きた『アガサ・クリスティ失踪事件』を元にしたストーリーに『鍵泥棒のメソッド』の登場人物が絡む内容となっている。
ゲスト声優として香川照之、広末涼子が『鍵泥棒のメソッド』での役を再び演じる。なお、『鍵泥棒のメソッド』の主人公である桜井は、堺雅人ではなく声優の岩永哲哉が演じる。
メインキャラクターでストーリーに絡むのはコナンを除くと蘭・小五郎・灰原・博士の4人だけであり、歩美・元太・光彦は序盤のみ登場する。目暮警部を初めとする警視庁側のレギュラーや鈴木園子は登場せず、工藤優作(声なし)はコンドウ関係の事件捜査に協力した人物としてコナンの回想に登場する。
怪盗キッドは本編後の『名探偵コナン 業火の向日葵』のインフォメーションで登場する。
オープニングでのメインテーマは、絶海の探偵ヴァージョンが使用された。また、オープニング映像は劇場版からの流用であるが、最後の「真実はいつもひとつ!」の部分のみ新規作画となっている。
本作の小説版は2014年12月24日に小学館ジュニア文庫から発売された。
関東地区における視聴率は12.1%を記録した。